お子様が生後2ヶ月を迎えたら、予防接種を始めることが大切です。かかりつけ医を決めて、予防接種の計画を立てることをおすすめします。不安に感じることも多いかと思いますので、それぞれのワクチンについて詳しく説明します。
肺炎球菌ワクチン
予防できる病気: 肺炎や髄膜炎など、肺炎球菌による重い細菌感染症を防ぎます。
成分: 病気を引き起こさないように処理された肺炎球菌の成分です。
ヒブワクチン(Hib)
予防できる病気: 髄膜炎など、ヒブ菌(インフルエンザ菌b型)による重い感染症を防ぎます。
成分: 病気を引き起こさないように処理されたヒブ菌の一部を使っています。
5種混合ワクチン(DPT-IPV + Hib)
予防できる病気: ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、ヒブによる感染症を防ぎます。
成分: それぞれの病原体を弱めたり、無害にした成分で作られています。
B型肝炎ワクチン
予防できる病気: B型肝炎を防ぎます。
成分: ウイルスの一部を使い、感染しないように処理された成分です。
ロタウイルスワクチン
予防できる病気: ロタウイルスによる胃腸炎を防ぎます。
成分: ウイルスを弱めた成分で、飲むタイプのワクチンです。
BCGワクチン
予防できる病気: 結核を防ぎます。
成分: 結核菌を弱くして、病気にならないようにしたものです。
これらのワクチンは、同時に接種することが推奨されており、早めに免疫をつけるためにも、生後2ヶ月になったらすぐに接種を始めることが大切です。