まずは落ち着きましょう!
けいれんが起こってもあわてずに、子どもは熱を出しているとき、ときどき体をピクピクっとさせることがあります。このような場合、ほとんどがけいれんではありません。
けいれんは大人の力で押さえても押さえきれないものです。
子どもを静かに
寝かせましょう
心配のあまり体をゆすぶって子どもに聞きたくなりますが、そこはじっと我慢して、刺激を与えずに静かに寝かせてください。ポットや花びんなど危険なものは周りから遠ざけてください。
吐物が口に入らない
ようにしてください
けいれんとともに吐いてしまうケースがあります、もし吐いても吐物で口がふさがれないように、寝かせるときは背中にタオルなどを当てて、体を横向きにして寝かせましょう。
このときの注意点は顔だけを横向きにしないようにしてください。
時間をはかる
医師は必ずひきつけの長さを質問します。時計を見てどの程度の時間だったはメモしておくと良いでしょう。多くのひきつけは数分でおさまります。
3分以内におさまってケロッとしている場合は、あわてず診療時間内に受診すれば良いでしょう。
3分経過しても一向におさまらない場合や、激しいけいれんが続いている場合や、顔色が紫色になっている場合は、救急車を呼びましょう。
5分以上続く場合やおさまっても意識が回復しない場合も救急車を手配してください。
ひきつけは、両手両足?
ひきつけの多くは左右対称です。片足だけけいれんしている、もしくは片腕がつっぱっているが、反対側の腕はダラッとしていて力が入っていないなど、そのような症状があれば、医師に伝えください。
最後に
体温を測りましょう
熱があるときのけいれんなのか、ないときのけいれいなのか、医師は必ず聞きます。けいれんがおさまってからで構いませんので、体温を測っておきましょう。